ご挨拶

 

 

 

 この度、和太鼓 Community Network 要(KANAME)の会 を設立することとなりました。

 代表を務めさせて頂くこととなりました丸山二郎です。

 

 和太鼓に出合ったきかっけの話として、当時「野毛大道芸」の催しの一幕で、料理人として出場したときに、アトラクションとして和太鼓演奏があり、以前から和太鼓に興味を持っていたこともあり、「どなたか和太鼓教えて下さる方を紹介してほしい」と演奏団体の方に相談したところ、2013年「世界一の演奏技術を持つ太鼓奏者」に選ばれた、世界的和太鼓奏者として有名なヒダノ修一氏(当時、若手有望株だった)を紹介され、それがきっかけで始めることになりました。

 当時、楽しみながら40代も半ばから始めましたが、ヒダノ氏の協力もあり、初めてのコンサート開催に至っては、楽しむことはぶっと飛んで、ただ精一杯やり切るしかないと思い、アラ5ながら頑張りました。あれから早いものでもう20年以上経ちました。

 自分自身の和太鼓チームもありますが、最近に至っては、数年前より近所の小学校でも、月に数回、地域の住民として、地域貢献の為、技術指導をしています。

子供達の指導に携わる事により、子供達と共に学ぶ事も多いのですが、その中で次世代教育という観点からすると、和太鼓は、日本人として守るべき礼儀や礼節を自然に身に着けられる絶好なものであると感じるこの頃です。

 

 和太鼓自体、まだ普及率は少ないと思っておりますが、私の始めた当時からすると、今では、団体の数は、かなり多くなりました。しかし、私は、意外と和太鼓の団体どうしの交流というものが、狭い範囲で行われているように感じており、いろんな団体どうしがもっと交流する機会が増えれば、共に良いところを学び、技術もさることながら太鼓に対する姿勢が良い方向に向かうものと思っておりました。

 

 そんなところに、今回、たまたま、いくつかの太鼓団体の意見交流会を行った事がきっかけとなり、色々な団体の交流のサポートが私にできればという心が起こり 要(KANAME)の会 の設立に至りました。

 

 神奈川の中で、横浜は思ったより文化や伝統芸能が少ないと感じています。近年、日本人が西洋文化に憧れ、関心がある傾向が強い中、我々日本人自身が、意外と自国の文化の素晴らしさを知らない人が多いのではないかと感じます。そんな中、最近では、日本の文化を紹介するテレビも多くなり、昔の日本人の伝統(匠の技、繊細さ)やそれをつくりだす優れた精神性を知るチャンスができて、大変喜びつつ、感動している次第です。

 

 では、和太鼓はどうなのだろうか?

 今では、ジャンルの幅が広くなり、伝統的な曲をメインに演奏する団体もあれば、演出に力を入れて、アグレッシブに太鼓を演奏する団体もあり、様々あります。

 しかし、本来、太鼓の音は、古来、五穀豊穣、無病息災などの神事で打たれることが多く、これから始まる要の会の活動が、古来の太鼓が用いられた意味を理解し、和太鼓交流活動を通して、和の伝統的な心、和の良さを共に学ばせて頂きたいと思います。

 それが、演奏者にとってプラスになれば、良い演奏に繋がり、演奏をご覧になられた方々の心にも、それが何かしら良い形でお伝えできるものと思います。

 

 過去に大人の方で、和太鼓と聞いて、たかが太鼓だろと言っていた方や、演奏者(子供)で、サッカーや野球はメジャーでカッコイイけど、太鼓はメジャーでないから、何か恥ずかしくてという理由で、和太鼓をやっている事を人に言えない子供もいて、このような現状があるのは、大変、残念に思った事もありました。

 和太鼓は、まだまだ一般的ではありませんが、色々な団体から素晴らしい和太鼓演奏を聞いて、一人でも多くの次世代の子供達が和太鼓をやってみたい、また、カッコイイと憧れるような活動にしてゆければと考えています。

 

 要の会の理念をご理解して、当方で企画したイベントなどで、演奏に出演してあげてもいいよ!と思ってもらえる団体さんがおられれば、和太鼓を通して、伝統文化の継承と次世代の子供達へ素晴らしさを伝える活動に、共にがんばっていきたいと思います。

よろしくお願いいたします。

 

                                                                         代表 丸山二郎